本日、4月21日より国の重要文化財「安藤家住宅」で端午の節句が飾られています。
今回は7年ぶりに地元の井上染物店て染められた全長9mの鯉のぼりを展示しました。昭和11年に作られた鯉のぼり…その大きさと染物特有の落ち着いた色合いに感動しました。5月16日まで展示されています。是非一度ご覧ください。
木綿の本染めの鯉のぼり…昔は組の人々を呼び集め上げたそうです。
右のお面は、甲州独自の節句人形として親しまれた「おかぶと(カナカンブツ)」…武者人形の一種で武田信玄や勝頼、てんぐなどの面に鎧を表す紙製の「たれ」がついているのが特徴です。
左、南アルプス市ゆかりの小笠原流礼法の節句飾りです。菖蒲の花や柏餅・ちまきなどと合せて飾られています。
各部屋に鎧兜、武者人形など20点余りが展示されています。
趣のある茅葺屋根…8年前に葺き替えをしました。お茶室からの眺めです。
これから新緑の時期を迎えます。懐かしいような心が和む空間をぜひ体験してください。
お問合せ
南アルプス市教育委員会文化財課 (TEL 055-282-7269)
安藤家住宅 (TEL 055-284-4448)
住 所 : 南アルプス市西南湖4302)
営業時間 : 9:00~16:30(入館は午後4時まで)
※火曜日休館(祝日の場合は翌日)