南アルプス市の西方、高尾山 穂見神社の秋季例大祭が11月22日・23日に行われました。
本神社の祭神は保食神(うけもちのかみ)、古くから豊作、商売繁昌の神として各地に高尾講があり、“高尾の夜祭”として県内外に知られています。
市指定無形民俗文化財の「太太神楽(だいだいかぐら)」が夜遅くまで奉納されるほか、巫女の舞、神札授与、おはらいなどの伝統的な行事のほかに、商売繁昌のための資本金の貸付が行われています。
巫女殿での豊穣の舞 | 祭神は保食神(うけもちのかみ) |
おはらいを受けるために本殿に進むと、木製の狛犬が迎えてくれます。木彫りの狛犬はとてもめずらしく、狛犬好きのランキングでベスト3に入っているそうです。
夜遅くまで多くの参拝者が訪れます。 | 参拝者に 「福もち」がまかれます。 |
また、境内には江戸時代の彫刻師「左甚五郎」の作と伝えられている高尾の馬の彫刻も祀られています。