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伝統ある南アルプス市の獅子舞

公開日時 : 2015年12月13日

伝統ある南アルプス市の獅子舞

~伝統ある南アルプス市の獅子舞~

「下市之瀬の獅子舞」

 下市之瀬の獅子舞は、地区の若者によって江戸時代中期から今日まで伝承された民俗芸能で300年以上の歴史があり、平成18年に山梨県の無形民俗文化財に指定されました。火伏・厄除悪魔払いとして舞われ、現在は下市之瀬獅子舞保存会によって受け継がれています。
 この獅子舞は雌獅子で、中に入る演者は男性と決まっているそうです。 雌獅子が女性らしく歩く仕草を身に付けるために、足を手ぬぐいで縛って練習しています。
新築した家や結婚・出産・厄年の人がいる家等に訪れ、太鼓や笛の音色に合わせて「幕の舞」や「梵天舞」、近松門左衛門作「梅川忠兵衛」などの女獅子の舞いを披露します。
 毎年、小正月に道祖神場や村まわりのなかで獅子舞が舞われます。

開催日  平成28年1月9日(土)  9時~
      下市之瀬の「宗林寺」で奉納された後は村なかを2方面に分かれて舞います。

 下市之瀬獅子舞2 下市之瀬獅子舞3
 

「西南湖の獅子舞」

 西南湖地区に伝わる獅子舞は明治20年ごろに道祖神祭の厄払い行事として始まり、西南湖獅子舞保存会の手によって、現在に受け継がれています。その後、下市之瀬地区から舞を伝承され、演目を増やしていったことから下市之瀬の獅子舞と同じく段物を舞うことに特徴があります。
 重要文化財の安藤家住宅で毎年成人式の頃舞われていますが、昭和49年当時の甲西町の文化財に指定され、その後南アルプス市の文化財として指定されています。
安藤家住宅の見学がてら、時間を合わせて獅子舞をご覧になってはいかがでしょうか?

開催日  平成28年1月10日(日)  11時~ 安藤家住宅

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