「切子」とは、薄手の三濃和紙を10枚~15枚重ね、一番上に描いた下絵に沿って絵柄を、切出しやつきのみという手作りの刃物で切り抜く、すかし絵です。
沢登地区に伝わる切子は、300数年前の寛文年間には、既に村人たちが代官に献上していたとも伝えられ、山梨県の無形民俗文化財に指定されています。
毎年10月13日、如意輪観音と聖徳太子を祀る「六角堂」の例祭が行われます。作成された切子を六角堂に奉納し、審査が行われ等級がつけられます。
当日は、他にも野菜の即売や子供神輿、長清太鼓やビンゴ大会など様々な催し物があります。
子孫繁栄や五穀豊穣の願いが込められた “切子” を是非一度ご覧ください。
【六角堂祭典】
日時 10月13日(火)13時~
場所 沢登六角堂(南アルプス市沢登663)
内容 切子奉納・野菜即売・子供神輿・子供相撲・民謡踊り・長清太鼓・ビンゴ大会
※駐車場:沢登区公会堂南側